白いカラスの独り言

普段筋トレと勉強と読書してます。心理学、脳科学、栄養学、美容学あたりの知識を使ってゆとり世代の若造が色々論じるだけのブログ

ライザップのロゴ

どうも、今度はライザップのロゴについて少し色彩心理学の内容も含めて分析したいと思います。

 

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ライザップといえばこのロゴですね。

かなり特徴的で皆さんもパッと見て英語を見なくてもあっRIZAPだ!と認識できるのではないでしょうか?

 

周りの黒い背景にブーメランのようなマーク、真ん中に金でライザップと書かれていますね。

黒の背景に明るい「金」や「黄色」を使うことで、金色を眩しいくらいに目立たせていますね。黄色の反対色は4色説では青と言われていますがね。

 

黒と金の組み合わせは「高級感」をイメージさせることができます。

これだけでお高いイメージや、お金持ちのある方の利用するものだと思わせることができ、お値段が比較的高そうというイメージをもたせます。

また、暗闇の中で輝く光、「独立」や「唯一」の助けといったイメージも出せるのはないでしょうか?

明度の高い色というのは人間の目を惹きつけやすいと言われています。黒色は最低明度の色なので、落ち着いた雰囲気、つまり大人っぽさを演出することのできる色です。ここでもターゲット層は大人であるということをロゴから無意識的に認識させます。ロゴ的にもライザップのCMを見て、ライザップに入会したい!と思った高校生などは少ないのではないかなと思います。無意識的に大人のものだと思わせているので。

 

また、文字の左右のブーメランのようなマークは先が尖っています。金色で鋭いものは「真剣」や「本気」といったエフェクトを出すことができます。軽いエアロビのような「楽しく」できるといったイメージが全くなく、逆にいえば「本気で痩せたい人が来い」といったような、かなり強きなイメージを表現できます。

また、周りの黒にも、どんな色に上塗りされても変わることのない、どんなものにも負けないという力強いイメージを持っているので、相乗効果で強いイメージが強く引き出されます。

 

ちなみに黒と黄色の組み合わせは人間が最も遠くから注意できる色の組み合わせと言われています。踏切、工事現場、標識などにも使われていますよね。

ハチ、虎、ヒョウなどの強い動物もこの色の組み合わせを持っています。ハチなどはお尻の色だけでももうすでに怖いですよねw

 

余談ですがゴールドジムというガチマッチョがよく利用するジムがあるのですが、あれのロゴも黒と黄色を基調としています。

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