ロステレコム杯女子シングル分析
こんにちは、今日はフィギュアスケート女子シングルについて自分の分析と予想を書いていきたいと思います。
まずはロステレコム杯女子の出場選手です。
ロステレコム杯(10月20日~22日)
Ivett tosh
カロリーナコストナー
樋口新葉
坂本香織
エリザヴェータ・トゥルシンバエワ
パク・ソヨン
エフゲニア・メドヴェージェワ
マライヤ・ベル
TBDの部分には自国選手(ロステレコムはロシアでの開催なので、ロシアの選手)が招待という形で参加されます。ロシアは有力選手が多いですが今のところ、ソチ五輪金メダリストのアデリナ・ソトニコワ選手か、キャンドルスピンでおなじみのユリア・リプニツカヤ選手が招待される可能性が高いとのこと。どちらの選手も出場して欲しい、、、!
さて、日本からは樋口選手と坂本選手が出場します。どちらもパワー系の、ダイナミックなジャンプを跳ぶ選手ですね。
有力選手がいる中で今回のロステレは比較的強力な選手がそれほど多くないですが、現世界女王のメドベデワ選手がいるんですね、、、これは1位はまずなくなったと言っても過言ではないと思います。それほど強力な選手ですからね、、、。さらにオリンピックシーズンということで怖いくらいのつなぎを入れた演技構成でいくでしょうからね。
彼女は仮に体型変化が起きてもタノをやめて、ジャンプ構成少し落とせば、非常に高いpcsで問題なく上に行けるのではないでしょうか。
あとはカロリーナ・コストナー選手、トゥルシンバエワ選手、ラジオノワ選手あたりでしょうか、
長洲選手は世代的に回転不足になりやすいジャンプを跳んでしまうので、そこの対策をどのようにしているか、でしょうか。彼女にとっては最後の?オリンピックチャンスなのでどんな構成にしているか楽しみです。
コストナー選手、彼女はスケーティングがめちゃくちゃ綺麗でループターンのコントロールは現役女子選手の中で一番綺麗だなと思います。ターン、つなぎしながら加速しますからねw、たとえジャンプ構成が低くてもpcsで伸ばせる。逆に言えばジャンプ構成が低いぶん大失敗はしにくいと考えられます。そうなると最低でもスコア190は超えてくると考えられます(実際昨シーズンは196点が最低点)なので、表彰台は登ってきそうです。ただ彼女はグランプリにあまり調子を合わせないのでそのあたりがまだわからないですね。
トゥルシンバエワ選手、あまり強力なライバルという意識はないかもしれませんが世界選手権で樋口選手に勝ったという点で彼女も入れてみました。彼女はタケノコジャンプ(両手を伸ばして跳ぶ高加点の見込める難しい跳び方)を採用してきており、コーチもキムヨナや羽生選手同様、オーサーブライアンということでどう戦略立てていくのか楽しみです。昨シーズンのもののけ姫はとても美しかったですね。
エレーナ・ラジオノワ選手、ロシア選手の中で好きな選手の一人です。ジュニア時代は
敵なし状態が続いたりもしたくらいの強力な選手でした。過去にジュニア歴代最高得点をマークしたこともありました。しかしシニアでイマイチ不運というか、結果が出せていない選手であることも確かです。そして彼女のジャンプは少し癖があるので、少し前までは良かったですが、今の「少しでも癖があれば1位になれない」時代に突入してしまった今では苦戦を強いられています。体型変化もありましたしね。
しかし、ソトニコワ選手、トゥクタミシェワ選手の復活もありましたし、彼女もそろそろ復活してくるのではないでしょうか?
彼女のワンフットでスリー→チェンジエッジで跳ぶ3Lz-3Tのコンビはかなり難しいですし、ロッカーから即座に入るループも見ものです。私が一番好きな彼女の演技を貼り付けておきます。
樋口選手はグランプリに調子を合わせないとは思うのですが、3Aを導入する可能性もありますし、今シーズンのグランプリはオリンピックに向けた調整と思っていると思うので、ファイナルは来シーズンの目標にしても全然いいと思います。レイバックスピンでビールマンポジションを取れないのが、pcsに地味に響いていたりするので(ガブリエルデールマンのように)そのあたりを補うには3Aは必須とも言えます。
坂本選手は今シーズン初シニア入りなのでジュニア銅メダリストがどのくらいpcsをいただけるのか、そのあたりが気になりますね。ジュニアでpcs60点超えした選手の一人(最終滑走で、前の選手が高いpcsを出した影響もありますが、)なので結構高く出るのではないでしょうか?世界ジュニア選手権では本来なら優勝してもいいくらいの高い得点でしたしね。
フィギュアスケートは結果が本当にどうなるかわからないのが面白いところでもあるので、実際は誰が優勝するのかわからないですが、とにかく皆さん頑張って欲しいです!